スコップホルダー作成・装着
Last update:2002/ 5/ 9
年月日 |
通算走行距離(km) |
2002/ 5/ 1〜 5/ 3 |
15,100
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スコップホルダー作成・装着
スコップは今年の正月、スキーやキャンプなどで使うだろうと思い、購入しラゲージに放り込んであったが、当初から車外に固定するホルダーでいい物がないかと色々探していた。
リアのスペアタイヤのまん中に着ける物をよく雑誌の広告で見かけるが、タイヤカバーを外さなければならないのと、スコップホルダーといえばこのタイプというほど多くが着けているので、違うタイプのものが欲しかった。
スペアタイヤ以外はどこに着きそうか考えて見ると、1)リアバンパーの下、2)ルーフラック、3)タイヤキャリアー自身、が考えられる。1)あまり目立たない、2)使い終わったスコップを着けると屋根が汚れそう、などの理由でタイヤキャリヤーにどうやったら着くか考えていた。
構造は、よく工事現場で使う足場金具の様なもので、足場金具よりは軽く錆びないステンレス製のものを探していたが中々見つからず、結局足場金具を買って作ってみることにした。
足場金具は写真の様に留め金が二つつながっているものだが、二つが平行で固定されている平行金具、垂直で固定されている垂直金具、自由に動く自在金具の3種類がある。今回は自在金具を二つ購入した。一緒に蝶型ナット二つ、緩衝材としてゴムシート、金鋸も入手した。
まず、タイヤキャリヤーと足場金具が直接触れないように緩衝材のゴムシートを適当な大きさに切り、金具とスコップを借り止めする。足場金具のボルトがかなり余るので、余計な部分を金鋸で切断する。結構この切断作業が大変である。作業場などで万力などに固定してできれば楽なのだろうが、駐車場のタイヤ止めのコンクリートブロックの上に指で押さえつけて切断した。スコップ固定部分のナットは手で閉められるように蝶型ナットに交換する。
切断が終わったら、塗装作業である。ナットやボルトの接合部分は金属用の黒のスプレーで塗装する。他の部分は樹脂塗装を行なった。何度も重ねてするとニッパーなどの絶縁部分のゴム状の樹脂の様になるらしいが、3、4回の重ね塗りでは厚みはでなかった。
一晩かけて3、4回重ね塗りをし、翌日いよいよタイヤキャリヤーに装着する。
ナットがゆるみそうだったので、ワッシャーをかませた。ワッシャーはステンレス製なので塗装はなし^^;手抜きだなこりゃ。
下は蝶型ナットを外した所。樹脂塗装は摩擦部分があると塗装がはがれてしまう。そのうちもう一度塗装をやり直すことにする。
左がスコップホルダーの全景。スコップはZACというメーカーのスコップで、さじ部にいくつか穴が空いており軽量化を図るとともに掘りやすさを考慮してある。
金蔵印金象印で有名な浅香工業のサイトによると、ショベルとスコップがあり、ショベルはさじ部に足踏みがあり主に掘る用途に使い、スコップはさじ部に足踏みがなく主にすくう用途に使う。とある。
この説明で行くと、今までスコップと呼んでいたものは正確にはショベルと呼ばなければならないが、ほとんどスコップで通っているので、ここでは今まで通りスコップと呼ぶことにする。
今回スコップをタイヤキャリヤーに固定することはできた。今後の課題は、鍵の装着と、錆び対策。そして、寒冷地で凍結せずにスコップを脱着できるかどうかである。