アーシングシステム装着

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年月日
通算走行距離(km)
2002/ 3/ 9
13,700

● アーシングシステム装着

 雑誌やWebPage等でアーシングシステムの情報を漁ると、BφWLISHやオフロードサービスタニグチのアーシングシステムをよく見かけるが、永井電子機器のULTRA POWER EARTHは、金メッキ処理を施したターミナルブロックや端子、メッシュ線で覆った軟銅複合撚線を使ったケーブルを使っていて、他のアーシングとは一味違っている。純正アースを取り外さないのもポイントだ。
 しかし、RZN185W用は設定が見あたらない。そこで、e-mailで問い合わせると、設定はないがプロショップ(特約店のこと?)で特注を受けるということなので、比較的近いタイヤ館へ出向いた。
3RZ-FEエンジン 3RZ-FEエンジン拡大  当初、アーシングシステム装着とプラグコード交換を一緒にしようと思っていたが、よく調べてみると、RZN185Wの後期型の3RZ-FEエンジンにはディストリビューターが存在せず、シリコーンプラグコードが装着できないことが分かった。
 パーツメーカーも直営店もこのことを事前に把握しておらず、これが分かったのが製品の納品後だった。発注時に分からなかったものか?最終的にはユーザーが責任を持てということだろう…。
 左が3RZ-FEエンジン。右がプラグ付近を拡大したもの。
ULTRA POWER EARTH ウルトラパワーアース

クルマが元気になるアースチューニング
ウルトラパワーアースは、車のアースを強化し効率を上げることで車本体の性能「ポテンシャル パワー」を引き出すキットです。電源側の強化に比べ、アース側のチューンアップの効果 はあまり 知られていませんが、ウルトラパワーアースはバッテリーと各電装機器類、エンジンブロックなどに 直接アースケーブルを接続することで、電装機器の性能を最大限に引き出します。また、従来の細かい アースケーブルに全ての大電流が流れ込み「ボトルネック症状」を改善し、同時に、発生するノイズを バッテリーマイナスに迅速に流すことで効率よく消去、ECUやオーディオのノイズを大幅に低減します。

ULTRA POWER EARTH ●電装機器類の効率アップ
●燃費の向上、排気ガスの清浄化
●低、中速域のトルクアップ
●始動性の向上とアイドリングの安定
●スムーズなレスポンス
●ライト類の照度アップ、バッテリー電圧の安定
●オーディオなどAV機器へのノイズの大幅な低減

取付易さと確実な導電性を追求した銅合金製"ターミナルブロック"を開発。表面には、ケーブル 端子と共に金メッキ処理を施して通電性と耐侯性を大幅にアップさせました。ケーブル(導体)は、軟銅複合撚線をメッシュ線で覆い、大電流容量と強度を確保。ケーブル外皮には、耐熱性、柔軟性、経年変化に優れたシリコーンゴムを採用、軟銅複合撚線との組み合わせ によりフレキシブルな動きを実現、容易な取り回しと自然な装着を可能にしました。車種ごとに専用モデルを設定し、確実な取り付けを可能にしました。また、新型ターミナルブロックの開発 により、純正アースの取り外しや移設の必要がなくなりました。*純正アースを取外さないので車検時にも一切問題はありません。
(永井電子機器のWebPageより)

ターミナルブロック  これが金メッキ処理を施した銅合金製ターミナルブロック。純正のマイナスターミナルを外すことなく、ターミナルを固定しているボルトとナットを付け替え、そこに装着する。ショップでは接続部分をグラインダーで磨いてから装着した。ここから4本のケーブルが出ている。金メッキの黄金色がきれいだ。

車体ボディアース

 アーシングポイントその1、車体ボディアース。
バッテリー前方のボディの空きホールに付属の金メッキされたM6ボルトで固定する。
実際は一番最後に装着した。



エンジンヘッドカバーへのアース エンジンヘッドカバーへのアース拡大  アーシングポイントその2、エンジンヘッドカバー。 こちらもエンジンヘッドカバーの空きホールに付属の金メッキされたM8ボルトで固定する。右が拡大写真。



エンジンブロックへのアース  アーシングポイントその3、エンジンブロックへのアース。 既存のボルトに装着する。


インテークマニホールドへのアース  アーシングポイントその4、インテークマニホールドへのアース。
これも既存のボルトに装着する。

それぞれのケーブルにはULTRA POWER EARTH made in japanの白い文字が刻まれているが、シルバーの地に白い文字なのであまり目立たない…。


 さて、特注したRZN185W用のULTRA POWER EARTHであるが、既製品は部品の点数やケーブルの長さなどのが明記してあるが、今回は特注なので、それらが一切ない。
 メーカーに直接問い合わせたら、封書でスペックを送ってくれた。

o ケーブル
(1)15sq. 35cm:車体ボディアース
(2) 8sq.128cm:エンジンヘッドカバー
(3)15sq. 84cm:エンジンブロック
(4) 8sq. 55cm:インテークマニホールド
o ボルト
(1)M6:1
(2)M8:1


 肝心の、装着後の走りであるが、これも目に見えた体感の違いはない。アイドリング時の回転数も変わりなし、オーディオの音がクリアになったような気もするが…。
 燃費等への影響はもうしばらくしてみないと分からない。
 本来ならば装着前後の各アーシングポイントでの電位差を測り比較してみるのがいいのだが、測定機器が手に入ったら測ってみよう。

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©2002 Takashi Fujisawa