日野自動車羽村工場見学Last update:2003/ 4/ 1
![]() サーフの救急箱(Hiluxsurf.com)でモデルチェンジ間もない215サーフの製造工程を見学すべく、日野自動車羽村工場でオフ会が開かれた。 普段は小学生の社会科見学か大口購入企業にしか公開していないらしいが、今回はトヨタ自動車(株)と日野自動車(株)羽村工場から特別に許可を得て実現した。 10:00に近くのわかくさ公園で待ち合わせだが、私は用事があったので11:00頃公園付近に着いた。少し前に幹事ののぶりんさんから、近くのガストに移動すると電話連絡があったので、ガストに直行する。間もなくみんなが到着し、少し早めの昼食を取る。jinさんやモデムさんとは1年半ぶりの再会である。
その後、公園の駐車場に戻り羽村工場に移動する。工場の正門から入り、本館の脇に隙間なく駐車する。最終的に4列×6台の全部で24台となった。
13:00になったので本館の中に入る。このメンバー何でもかんでも撮りまくる。ぞろぞろと2階の会議室へ移動する。
まずNewサーフのイメージビデオを見た後、工場の概要から作っている車種の説明があった。 羽村工場は羽村市の1/10の面積を占め、トラックの他にハイラックスを日産400台(90%が輸出)、ハイラックスサーフを日産240台(50%が輸出)造っている。同じラインでハイラックスとハイラックスサーフを造っているが、ラインは1.4分で次の工程に進むので1.4分に1台ずつ生産される勘定になる。ハイラックスサーフはトヨタの田原工場とここ羽村工場の2カ所で生産されている。品質を高めるため2カ所で競争しながら生産している。 説明を聞いた後、日野自動車の黄色い帽子をかぶってイヤホンを付け2組に分かれて工場見学に出発する。。
工場は大きく分けて、プレス、溶接、塗装、組立て、の工程に分かれている。プレスは大きなロボットがいくつもあり、鉄板を吸盤で吸い上げ型に入れて、次々にプレスしていく。800種類ほどの型があり、必要に応じて付け替えて、厚さ0.5-1.2mmの鉄板をプレスするようだ。4つのプレス工程を連続して行うロボットもあり、1台24億円するとのこと。 溶接はラインになっていて、これもまたロボットが自動で溶接していく。この辺りに来ると自動車の形がはっきりとしてきて、ハイラックスかサーフかの区別がつくようになる。1台当たり約2100箇所の溶接を行うようだ。 組立ては、2階から塗装後の車体が降りてきて、ロボットと人間が一緒になり部品を取り付けていく。フレームへのボディーの取り付け、フロントガラスのはめ込み、ドアの取り付け、等を見学した。最初の説明通り輸出用が多いので、ほとんどの車が左ハンドルだった。輸出用の車はトレーラーで横浜の港に運ばれるようだ。 私の職場は八王子市のR16沿いにあるが、駅からの徒歩10分ぐらいの間に何台か、職場の窓越しにしばらくR16を眺めていると何台かハイラックスとサーフを積んだトレーラーを見かけるのだが、そのトレーラーの行方がやっと分かった。 見学後はもう一度本館に戻り、羽村工場が用意してくれたオレンジジュースを飲みながら、日野レンジャーのパリダカのビデオを見た後、質問の時間を取ってくれた。 見学コースには検査の説明がなかったので、質問してみた。基本的には車検場と同じで、走る、曲がる、止まる、の他に、キズ、水漏れなどの検査を行っていると言うことだった。
最後に外で記念写真を撮る。いつもカメラが多い集まりではあるが、今回はいつもに増して多かった。本館にかけてあったNewサーフの旗も一緒に撮る。撮影後はモデムさんとhiyokoさんの手に渡ったと記憶している。 工場を後にして、希望者は近場のボウリング場へ。私はボウリング場までは行ったが、翌日朝早くから志賀高原にスキーに行くので、ゲームはせずに帰宅した。 少し遅れていったので初めて会うメンバーとほとんど話ができないのが残念だったが、めったに見られないハイラックスサーフの製造工程を見ることができて大変有意義な一日であった。 ![]() 参加された方はこちら をクリックしてください。 参加者の方でパスワードが分からない方はご連絡ください。お教えします。
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